この非日常的な関係が続きながら、現実も並行して進んでいき、やがて彼女は結婚をしました。彼女は旦那と新居を構え、以前のように気ままに会う事はできず、制約も増えました。しかし、逆に合間を縫うような形で彼女と私の関係は継続していました。

旦那が相手が一回りも年上ということもあり、時間的猶予にも考えがあったのか…旦那の方は子供を作る事に焦っていたようです。

ある日、仕事が終わり職場の近くで彼女といつものように待ち合わせをしていました。長い時間はとれないが、少し話しをして帰るのが日常となっていました。
車に乗ると、彼女は俯いています。なんとなく察しましたが、敢えてそこは尋ねます。
「中出しされたんだろ？」
「…うん。今日は危ない日だからと言ったんだけど…『じゃあ逆に今日じゃないか』って」

一回り年上で落ち着いた雰囲気の男で性交渉については逆に淡白だと聞いていました。入籍してからは生の中出ししかしてないとのことでしたが、セックスそのものの回数は月単位。危険日は彼女の方から避けていました。しかし、昨夜は寝る前に1回、出勤前にも半ば強引に前戯のないセックスと中出しをされた、とのことでした。